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鍼治療による誤嚥性肺炎の予防

17.03.15
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栁橋です。久しぶりの投稿になります。今回は誤嚥性肺炎の予防の鍼治療についてお話したいとと思います。

現在、鍼治療によって高齢者の健康を維持する試みが行われています。なかでも誤嚥性肺炎は高齢者に多く、飲食物が逆流してきた胃内容物が気管に入り、肺が炎症した状態を言います。脳血管障害をおこすと誤嚥をしやすいです。肺炎は日本人の死亡原因第4位であり、誤嚥性肺炎は見逃せない疾患であります。東北大学先進漢方治療医学講座による76歳平均の年齢の脳血管障害患者を対象に誤嚥と鍼治療の関係の研究が行われました。鍼を刺した経穴は足三里と太谿で、胃と腎の働きをよくするといわれる経穴を選び実験を行ったそうです。胃は食べたものをしたにおろし,腎は吸気をスムーズにする機能があります。飲食物を飲み込むときに、気管が閉じるタイミングが狂うと誤嚥になります。そこで胃と腎の機能が回復すれば、誤嚥が減少するのではないかと考えたそうです。

鍼を刺す前に1mlの水をのどに入れ、嚥下反射が起こるまでの時間を測定しました。5秒を超えると嚥下のリスクが高まるとの事です。実験対象の高齢者は平均10秒でした。しかし鍼を抜いた直後に再度測定すると平均5秒以内に改善嫉したとの事です。続けて1週間後にも測定を行ったところ、改善した状態が続いていたそうです。また、週3回の鍼治療を続けた人では1か月後には、ほぼ誤嚥がなくなったと報告があるそうです。

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